【特集】競売にかけられた家を買い戻すには

住宅ローンの滞納は、1ヶ月程度なら金融機関から通知が来る程度。しかし3ヶ月も滞納すると督促状が送られてきます。そしてこれが6ヶ月も続くと、競売手続きが始まってしまうことが濃厚です。

それでも滞納が続くと、住宅ローンの分割返済が無効になります。つまり一括返済しか道がなくなるということです。この段階で、自宅は競売の手続きにかけられてしまうのです。

このままでは強制的に自宅が売却され、その代金は住宅ローンの返済に充てられます。場合によってはそれでも全額返済ができず、借金だけが残る、という結果になる可能性も。

自宅を何とか守りたい、競売にかけられた家を買い戻したい、そんな希望の実現につながる可能性をもつのがリースバックです。

リースバックなら家を買い戻せる

リースバックは、いわゆる任意売却の方法のひとつ。不動産を売却した後、買主との賃貸借契約を結ぶことで、引っ越さずに同じ家に住み続けられるというもの。

しかも、一定期間の後に資金が用意できれば、売った家を買い戻せるという特徴があります。これを利用すれば、競売にかけられる前に家を売却し、売却代金を持ってローン残債を返済し抵当権を抹消すれば、家を買い戻すことができます。

リースバックを利用していったん第三者に売却し、その後に自分で資金をつくって買い戻すともできます。あるいは親がリースバックで手放した実家を、子どもが住宅ローンを組んで買い戻す、という方法もあります。

リースバックと買い戻し

リースバックを利用した買い戻しは、第三者が不動産の所有している間に、買い戻してくれる親族を探したり、子どもが住宅ローンを組めるようになるまで待つことが可能になります。もちろん、自分で資金を貯める時間もつくれます。

競売によって全く知らない人に家が売られてしまうより、いずれ買い戻しができるリースバックを利用すれば、自宅を離れずに買い戻しまでの時間を稼ぐことができるのです。

リースバックと買い戻しについての詳細や、事例、また大阪でのおすすめ業者などは、以下のページにまとめていますので、ぜひご覧になってください。

リースバックと買い戻しについて

リースバックのメリット

リースバックを利用するメリットは、上述のように自宅の売却後も同じ家に住み続けられること。家賃は発生しますが、税金や修繕費用、保険費用がかからなくなり、キャッシュフローの改善にもつながります。

また通常の不動産売却のように買い手を探すのに時間がかかる、ということがありません。売却活動をせずに業者が買い取ってくれるので、スピーディに現金調達することが可能。しかも、自宅を売却したことは近所の方にも知られずに済みます。

リースバックのデメリット

売却後は賃貸契約で住むことになるので、毎月の家賃が発生します。住宅ローンの返済額よりも高くなることがありますが、そのぶん税金や修繕費用が不要になることに注意が必要です。

また、リースバックで売却する場合、相場よりも安い価格で取引されることがほとんど。リースバック業者も利回りを確保しなければならないので、ある程度は安い値段で買取ってもらうことになってしまうのです。

リースバックと買い戻しの事例

ローン返済が滞り、自宅が競売にかけられました。

しかし自宅は自営業の仕事場も兼ねていたため、そう簡単に手放すわけにはいかない。

最終的には、息子が2年後に住宅ローンを利用して買い戻すという約束で、リースバックで売却をしました。

しかし、不動産の売主が親であること、自宅の一部が仕事場のため、すべて住宅ローンで融資を受けることは難しい。など問題は山積み。

不動産コンサルの提案により、住宅金融支援機構のフラット35の融資で、無事住宅ローンを利用できることに。

結果、希望していた買戻しも叶い、改めてほっとしています。

情報参照元：不動産あんしん相談室公式HP(https://anshin-soudan.net/voice-service3/)

リースバックと買い戻しなら信頼できる業者に依頼を！

リースバックで自宅を売却して、買い戻し費用の準備や買い戻しができる親族を探すのは大変なこと。親身になって相談してくれる、信頼できるリースバック業者と取引することが大切です。

このサイトでは、大阪府内のリースバックを扱う業者を21社ピックアップしています。ぜひリースバック業者選びの参考にしてみてください。