リースバックを利用して自宅を売却する場合、具体的にどのような流れで進められていくのか、またどれくらいの時間がかかるのか気になる方もいらっしゃると思います。
そこで、ここではリースバックの手続きの一般的な流れとスケジュール感についてご紹介します。
まずはリースバックを取り扱っている業者に相談をして、条件・状況を伝えます。リースバックの詳細の説明があり、リースバックが適しているかどうか、あるいはほかのプランを利用するべきなのか相談することもできます。
リースバックを具体的に検討することになったら、買い取ってもらう不動産の価格査定を受けます。
業者によっては、業者がもつデータを参考にして簡易査定を行い、買取り価格や家賃を大まかに提示してくれることもあります。
その後、実際の物件を見て本格的な査定を行います。物件の状態、周辺環境などを加味しながら査定価格が提示されます。買取り価格と家賃などのプランもここで具体的なものがわかります。
査定価格に納得ができたら、取引条件などの重要事項の説明を受けたあとに売買契約を結びます。
契約をする際に、まずは業者から手付金を受け取ることができます。手付金は契約の成立を意味する物で、売買代金の一部を先払いする形で支払われます。
業者によっては、その業者が直接買取りするのでなく、投資家やファンド、ほかの不動産会社が買取りをする場合もあります。
契約ののち、残りの代金の決済と物件の引き渡しを行います。これで物件の売却は完了です。
引き続き同じ家に住むために、賃貸借契約を行います。引き渡しと同時に賃貸借契約を結ぶので、生活には何も変わりはありません。
この契約のあとは固定資産税などは発生せず、住宅ローンの支払いもありません。リースバック業者に家賃を支払って同じ家に住むことになります。
リースバックは、相談の段階から2~3週間ほどで代金の支払いとなります。契約の流れは以下の通り。
これはあくまで一般的な時間で、状況によってはもっと早く代金の決済まで進めることもあります。
情報参照元:丸の内AMS株式会社 リースバックご利用の流れ(https://leaseback.jp/flow)
以上が一般的なリースバックの契約の流れとなっています。
手続きの流れをしっかり説明してくれて、またいつ頃までに売却が完了するのか、明確に教えてくれる業者を選ぶことが大切です。
リースバックを利用する方は、何らかの事情で早く現金が必要になっていることと思います。それにも関わらず、手続きにかかる時間がわからないのは困りもの。
流れや決済までの時間をはっきり教えてくれる、信頼できる業者にリースバックの相談をするようにしましょう。
