リースバックで自宅を売却し、賃貸契約で同じ家に住み続けようと考える場合、家賃はどれくらいになるのか多くの方が想像すると思います。
金額の手がかりとして、まわりの同じような物件の賃料を調べたりしていらっしゃるかもしれません。でも、実はその方法では賃料の見当はつかないのです。
リースバック業者は、買い取った価格を基準として、利益を出すための賃料を設定します。したがって、まわりの賃貸住宅の家賃の金額は関係ないのです。あくまでリースバック業者がいくらで家を買い取ったか、ということがポイントになります。
一般的には、リースバックにおける家賃相場は年間で買取り価格の10%ほどになることが多いようです。この金額にはある程度幅があって、6%という場合もあれば、13%ほどになることもあります。
この買取り価格から算出される賃料は、リースバック業者の利益、つまり期待利回りを使って計算されます。リースバック業者がどれくらいの利益を出したいのか。ということです。
情報参照元:リースバックプラス(https://leaseback.hajime-kensetsu.co.jp/article/リースバックの家賃(賃料)の相場はどのくらい/)
リースバックを利用して住んでいた借主が、何らかの事情で家を離れたとします。その場合、リースバック業者は新たな賃貸契約での入居人、あるいは物件を購入する人や会社を探さなければなりません。
大都市圏では、住み手や買い手が比較的見つけやすいもの。もとの家主が家を離れたとしてもリスクが小さいので、利回りを低く設定することができます。
一方地方都市や郊外では、早めに投資金額を回収するために期待利回りを高く設定することがあります。この場合、リースバックの賃料も高くなってしまうのです。
以上、リースバックの賃料の目安について解説してきました。
リースバックを利用した場合の賃料は、まわりの家賃相場とは関係なく、買取金額をもとに設定されます。大都市圏なら比較的低めに、郊外や地方都市なら高めに設定されることが一般的です。
賃料の見積りなどをあらかじめ明示してくれて、その上でリースバックを見当させてくれる業者を選びましょう。賃料がはっきりしないままリースバックの手続きを進めるような業者は危険です。
賃料や、リースバックに必要な費用などを明確にしてくれる業者なら安心して任せることができます。
